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トピックス

ランツァ リヤショックオーバーホール

ランツァ リヤショック

リヤショックオーバーホールの下準備。
端材を用意してショックと同じ取り付け長に穴を開けます。

ダミーショック

こうやってサスの代わりに木を取り付けます(笑)
オフ車ならこれでも強度的に十分です。
車体を転がせるようにしておき、仕事の段取りに幅を作ります。
いろんな車種のリヤショックのオーバーホールをするうちに、
鉄パイプなどの加工よりも簡単なこの方法になりました。

ランツァ リヤショック

各部をリフレッシュしてこれから組み立てに入ります。
で、実はこのリヤショックは過去にモディファイしてある物です。
オーナーの体格に合わせてロワリング加工をしてあります。
(ピストンの右側にある金属のカラーがそれです)
リンクのロッド交換のロワリングではレバー比が変わってしまう
のを嫌ってわざわざ分解して加工したものです。
もちろんノーマルを加工するからにはデメリットも生まれるわけですが、
このサスの場合は構造上、加工後もスプリングのセット長がノーマルと同寸法を
確保できる事と、オーナーの体重が軽く、使用用途も
林道のトレッキング程度に限られている事で、ストロークの減少が
問題にならない事などを考慮して実施しました。

リヤショック

一般的なサスとは反対側にイニシャル調整のリングがあります。
ここでセット長を吸収させています。

ランツァ フォーク

当然ながらフロントフォークも同じようなモディファイをしています。
車体は前後共に同じ寸法でロワリングしてありますから、
ハンドリングへの影響は最小限です。

オイルドレン

今回はサイレンサーにドレンパイプを溶接しました。
ランツァのノーマルサイレンサーにはこのドレンパイプが付いています。
燃え残りの2ストオイルを排出するのが目的ですが、
これが無い社外のサイレンサーだとオイルがばら撒かれたり、
ボタボタたれたりでリヤまわりが汚れやすくなるのを嫌っての
この女性オーナーのご要望でした(笑)

折れボルト抜き2

TRX850
TRX850
TRX850
TRX850
こちらはヤマハのTRX850ですが、嫌な所のボルト折れです。
エンジンの真下なので、ドリルが使えるまでバンクさせます。
しかも更に嫌な事に、誰かが抜こうと手を加えて諦めた痕があります。
破断面がグチャグチャでどこがボルトなのかわかりません(笑)
この状態で真っ直ぐに穴を明けるのは至難の業です。
失敗するリスクも結構高くなりますね。
しかしエンジンを降ろす手間を考えれば、多少四苦八苦しても
この状態で何とかしたほうが...というところでしょうか。

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