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<p style="text-indent: 5em">(土、日)午前10時~午後7時</p>
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トピックス

キャブパーツの摩耗

ニードル

FCRのジェットニードルです。
よく見ると、中ほどに2つのスジがあるのがわかると思います。
写真左側にあるスジは加工の段差で、セッティングには影響しない
部分にあるものです。
一方の右側には本来このようなスジはありません。

FCR ニードル

右側のスジを拡大した写真です。
段付き摩耗した状態が良くわかると思います。
この部分はスロットル全閉時にニードルジェットに収まっている
部分とのちょうど境目にあたるところです。
恐らく、ニードルはグルグル回りながら激しく暴れていたのでしょう。
わりときれいに円筒状に細くなっています。

この程度の段付きが出来ると当然セッティングに影響が出ます。
このニードルが付いていた車両は標高が高い所でエンジンの不調が
現れたという訴えで、点検修理中にこの摩耗を確認しました。

ニードル 段付き

こちらは純正キャブによく使われている負圧式キャブのニードルです。
やはり段付き摩耗が出来ていますが、こちらは片側のみです。
写真右側はマニホールド側、エンジンに吸われる側です。
純正キャブレターのニードル固定方法は、あまり針がカチャカチャ
動かないようにされているものが多く、恐らく新車から動かされて
いなかったのでしょう。
当然この車両も限られた範囲でエンジンの不調を起こしていましたが、
試乗してすぐにニードルの状態が解るような特徴的な不調でした。

面白いことに、このような段付き摩耗の起こり易さと車両の
タイプや乗り方にはある程度の関係があるようです。
つまり、ニードルを万遍なく使う小排気量の車種や、大型車でも
高回転型エンジンのバイクはスロットル操作や低回転の流速の
少なさなどが影響するのか、あまり酷い段付きにはならず、
比較的トルクのある大型車に多い(もちろん例外もありますが)
ような気がします。スロットルの開度が少なくても十分に
走ってしまうような車種や乗り方ですね。

何れにしても上の例ほど酷くないにしても、走行距離に応じて
減って行くパーツなので、プラグの焼け具合によっては
このあたりを疑う必要があります。
また、ニードルジェットも穴が拡大する方向で摩耗して行きます。
場合によっては、ニードルよりもニードルジェットの方が減っている
という事があるので、常にセットでの交換が必要なパーツです。

逆転エンジン?

エンジンの回転方向って普段あまり気にするものじゃぁ無いと思いますが、
なんとなく進行方向と同じ。言い換えればタイヤと同じ回転方向のような気がしませんか?
クランクシャフトが横置きのエンジンは大抵イメージ通りそのように回転しています。
その理由は?と言うと、
リアタイヤを回転させるためにエンジンの中に3つの「ギア」シャフトがあるからです。

クランクケース

リヤタイヤとチェーンで繋がっているドライブシャフト、これは正回転。
減速の為のカウンターシャフト、これ逆回転。
そしてクランクシャフトが正回転になるのです。
リヤタイヤの回転方向が基準となり、正→逆→正となるわけです。
どんなエンジンでもタイヤをチェーンで駆動している限りは、ドライブシャフトは
正回転になります。

しかし中には例外もあって、旧車で人気が高いCBX400Fなどはクランク逆回転エンジンです。

CBX400F

このエンジンは、カウンターシャフトとクランクシャフトが「チェーン」で繋がっています。
なので2本のシャフトが同一方向へ回転するのでクランクシャフトも
逆回転するしかなくなるのです。すると当然カムシャフトも逆回転します。
エンジンを組む際には見慣れないカム山の向きを見ることになります。
また、カムチェーンの弛む側も反対になるので、内蔵式という事も相まって、
複雑な機構を使ってチェーンにテンションをかけています。
また、構造上このエンジンはカウンタークランク間のギアバックラッシュが無くなっています。
古いエンジンでもきちんとオーバーホールするとすごく静かになるのはこの辺りが
影響しているのかな?とも思ったりします。
しかしこれ以降はまた普通の正回転エンジンにに戻っちゃいましたね。
過去のホンダ車に良くあった、新機構へのトライだったのでしょうか?

ピストン達2

fzr1000 ピストン

結構汚れたピストンです。
車種はFZR1000ですが、数万キロ走ってます。
ピストンヘッドを覆っている汚れは、カーボンの他にオイルスラッジや、
オイルそのもの、ガソリンの添加物などいろいろあります。
これだけ汚れてしまうと、ヘッド側も似たような状態になっています。
なので、当然プラグが汚れてしまい、直接の悪影響はプラグの汚損によるエンジン不調として表れます。
2次的にはバルブがこれらの汚れを咬みこんでしまい、圧縮の低下を引き起こします。
そうすると、混合気の燃えが悪くなり、悪循環になります。
よく、こんな状態を綺麗にするガソリン添加物が売られていたりしますが、
やはりちゃんとオーバーホールをして原因を取り除いてやる事が大切です。
原因はエンジン本体にもあったり、点火系や燃料系にあったりもしますが、
全部が正常ならばピストンヘッドは綺麗に焼けた状態を維持出来ます。

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