忙しくてなかなかエントリを書けないですね。
ところで、ちょっと普段の仕事とは違う話題を。
↓さてこの写真の機械は何でしょう?
これは モトタイヤメーター(Mototiremeter)と呼ばれる機械です。
イタリアのパドバ大学(Padova University)のオートバイ力学研究のグループ
(Motorcycle Dynamics Research Group,MDRC)が開発した機械で、、
タイヤの特性などを実測して取り出すための装置です。
これを使って得られたデータはなかなか興味深いものがありますので、
次回はその辺の紹介などをしたいと思います。
このパンタ系ドゥカティやベベル系のLツインはFCRキャブレターによって、
良くも悪くもフィーリングが変わりますね。
そして並列エンジンに比べて難しいのがキャブレター同調の管理です。
並列エンジンはスロットルバルブが閉じている時の同調を取れば
その後の同調は取れたまま動作してくれますが、
基本的には別々のスロットルワイヤーで開閉するこれらは
スロットルの開き始めも同調しようとはしてくれません。
つまり、アイドル状態とスロットル開け始めの状態を
別々に同調を取る必要があるのです。
ちょっとした気難しがりやといった感じでしょうか?
一方、同じツインでもハーレーは真逆です。
なんせキャブが一個しかないので同調も何もありません。
極めてイージーなお気楽屋さんです(笑)
ボクサーツインもドカティと同じ構成がありますが、
こちらはあまりFCRは好まれないようですね。
車のバッテリーを上げてしまいました。
仕事ではお客さんにアドバイスしている立場だけに
たいへんお恥ずかしい事です(笑)
しかし本当に突然寿命が来ました。
自分でいつも例に挙げている通りに、何の前触れも無く、
コンビニで買い物をしてさあ帰ろうと思ったら・・・・。
ワーニングランプ類さえも薄暗くなるぐらいの急激な電圧降下でした。
もちろんその場で出来る端子類のチェックや時間をおいて見るなどの
悪あがきはしましたが、万事休すでした。
しょうがなくバイク屋仲間に救援を要請、缶ビール数本で助けてもらいました(笑)
ブースターでエンジン始動できたので、とりあえず発電はしてるなと。
つい最近、別件でディーラーに修理に出してあったのですが、
ディーラーからはバッテリーに関しては何も言われなかったので、
まあ、他人も違和感を感じない状態だった事は確かです。
しかし、シールドバッテリーとオートマは至極便利ではありますが、
いざと言う時はホントにお手上げですね。
自分は若くてお金が無い頃。お金があってもほとんどが
ガソリン代に消えていたような頃、バイクのバッテリーが弱くても
押し掛けでなんとか誤魔化しながら乗っている事もありました。
トランポのハイエースも押し掛けしていた頃もあります。
(尤も少し頭を使って、駐車は下り坂にしてましたが(笑)
そんないい加減な対応は寄せ付けてもらえなくなりましたね。
インジェクションのバイクも押し掛けは無理そうです。
だからイザという時が来ないように、ますます日常の点検や
バッテリーの使用時期の把握などが重要になりますね。