サイドスタンドブラケットの折損修理でお預かりしたトライアンフT120です。
折れてしまったブラケット部。過去に溶接等で盛ったりしながら修理してきた痕がうかがえます。
断面を見ると巣がたくさんあるので、この折れた部分を再び溶接で取り付けても十分な強度が出ないでしょう。
ブラケットを炭素鋼の棒材から切り出して整形しました。
折損部を根本から切断して、作ったブラケットをTIG溶接して完成です。
ノスタルジックな佇まいとは裏腹に、野性的でパンチの効いたエンジンフィールはアクセルを開けるのが楽しくなりますね。同じ欧州車のBMWやDUCATIと比べると、街乗りでの楽しさはコチラの方が上でしょう。狭い日本に合っているような気がします。