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トピックス

ツラーテックのカスタム

ツラーテック

オーナーの要望で、ツラーテック(touratech)製アルミケースの
取り付けとモディファイをしました。

R1150GS

まず仮装着し、干渉するリアウインカーの幅詰めをします。

GS ヨシムラ

ツラーテック

今回のモディファイのメインは左側ケースのスクエア化です。

STDのR1150GSのマフラーはアップタイプなので、
ケースとフレームにはそのための逃げが設けてありますが、
このオーナーのGSは取り回しの違うヨシムラマフラーなので
逃げの必要がありません。

ツラーテック

内側から見るとこのように邪魔な出っ張りを無くして欲しい
というご要望でした。

ツラーテック

そこでバッサリと・・・・

アルミ加工

アルミ 板金

代わりにアルミの板を板金し・・・・

板金

板金 溶接

溶接。

フレーム加工

フレーム加工

次にフレームの一部を切り取って、ストレートな部材を作って置き換えます。

溶接

そしてまた溶接。

溶接

最後にフレームにケースを固定するためのアダプターを作成します。

ジュラコン

ジュラコンの丸棒を切断し・・・・

ジュラコン

アダプター

他の二つのアダプターと同じになるように整形します。

フレーム

ツラーテック

こんな感じで完成しました。

R1100RT ミッション0/H その8

R1100RT
ミッションケースを取り付ける前にクランクシャフトのオイルシール
を交換しておきます。
R1100RT
お手製のジグで・・・・
R1100RT
打ち込みました。
クラッチ
まだいけそうだけれど、先々の事を考えてクラッチ版も交換します。
R1100RT
いろいろ組み込んで・・・
R1100RT
R1100RT
完成!

R1100RT ミッション0/H その7

ミッションオーバーホール

パーツも交換し終え、ミッションも組みあがり、これからケースの
組み立て・・・と行きたいところですが、
もう一つ面倒な事があります。

シム調整
(image)

それはミッションの各シャフトとケース間のクリアランスを調整
する為のシム調整です。

シム調整
(image)

マニュアルに従うと、こんな感じでプレートジグを取り付けて
組み立て寸法を採寸したり・・・・

シム調整
(image)

こんな感じでベアリングハウジングの深さを採寸したりして、
それらの数字を計算し、組み合わせるシムの厚みを選択します。

しかし、クリアランスをこういった方法で測定すると、どうしても
誤差が増えてしまいます。
いわゆる測定誤差と言うヤツです。
読み取り誤差、ジグ自身の精度、ジグの取り付け誤差
などなどが計算値に入り込んでしまいます。

クリアランス調整

そこで、今回は直接クリアランスを測るためにプラスチゲージを
使って採寸しました。

クリアランス調整

こんな感じで全で、組み合わせる予定のシムを使用して組み込んで、
クリアランスを実測します。
何も計算しません。簡単です。

ちょうど良いクリアランスが得られるまで作業を繰り返す
事が合理的では無いかもしれないですが、確実性は上がるの
ではと思ったりします。

実は・・・・ジグをもっていない。借りに行くのがメンドウ。
というのが本当の理由なので、単なる自己流でした(笑)
(因みにミッション組み換え前にこの測定方法で測定し、
結果の妥当性は一応検証しました)

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