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トピックス

ショベルのウインカースイッチ「改」

ショベル ウインカースイッチ

ショベルヘッドのFXDLローライダー。
オーナーからウインカースイッチをなんとかして欲しいとのご依頼。
これのウインカースイッチは、曲がり始めから終わりまで押しっぱ
なしにしてなきゃいけない仕様なんです。
だから交差点などでブレーキやクラッチ、アクセルを操作しながら
ボタンから指を離せないのはたいへん難儀。

ハンドルスイッチ

スイッチボックスを分解してノーマルのスイッチを取り外します。
このあたりはアメリカンな取り付け方法なので、わりと改造しやすい
んですよね。

ハンドルスイッチ

このように表側のボタンも引っこ抜けば簡単に外れます。

ハンドルスイッチ

ウインカースイッチユニットのリード線の半田を外します。

ウインカースイッチ

手前が今回換装するスイッチです。
奥側のstdスイッチは動作が「モメンタリ」と呼ばれるタイプで、
押して「オン」、放すと「オフ」になる構造です。
それに対して手前は「オルタネイト」と呼ばれる動作タイプで、
一度押すと「オン」に固定、もう一度押すと「オフ」に固定されます。

ハンドルスイッチ

スイッチ自体はサイズが大きくなってしまいますが、そこはアメリカン
な空間がスイッチボックス内にあるので余裕で収まります。

ハンドルスイッチ

こんな感じで取り付け終了です。
ボタンの出っ張りが変ってしまいましたが、使用感はかえってよく
なりました。
ちょっと前のBMWと同じような良好な操作性です。

スイッチの換装と一緒にウインカーリレーもワイドレンジのタイプ
に交換しました。
左右のボタンを同時に押すと「ハザードランプ」として動作します。

スクリーミンイーグル その8

SSC オープン

出来上がった高圧縮高回転型エンジン。
エンジン慣らし後、私自身がサーキットで実走行しながら、
点火時期とキャブレタージェットのセッティングを施しました。
その後、ブローバイ系の問題が出てしまいましたが、なんとかクリアして、
現在はオーナーと共にBack to the circuit again! です。

スクリーミンイーグル その7

ヘッド加工
バルブ同士のクリアランスを広げる為に、バルブのアタリをチェックします。

ヘッド加工

光明丹でざっと確認したあとにバルブ摺り合わせします。
これは本来のバルブとシートを密着させる為ではなく、バルブと
バルブシートの位置を正確に知る為の作業です。

バルブシートリング

こんな感じでバルブに対するバルブシートのアタリの位置がわかりました。
この写真を見て、おやっ?っと思う人もいるでしょう。

バルブ マージン

幸か不幸かマージンがやたら多かったのです。
写真の赤い矢印で示している部分がバルブの外側のマージンです。
このマージンが少ないとバルブの有効径が広がります。
セオリー的にはシートをもっと広げてビッグバルブの効果を十分に
引き出したいところですが、今回はバルブ同士の干渉が問題なので、
このマージンを削ってバルブの傘径を小さくします。

バルブ加工

ガリガリとグラインダーで削り落としました。
外周を削るとバルブの厚みが増してしまうので、
バルブの底部も削ります。
最後はもちろんピカピカに仕上げます。

つづく・・・

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