しばらく前にエンジンのオーバーホールをご依頼いただいた90年代後半のスポーツスターです。
この車両、かなり個性的なカスタムですが、モディファイはほぼオーナー自らの手によるものと聞いてびっくりしました。
アルミダイキャストの部品も鋳物やさんに吹いてもらって、削って、磨いて、光らせて・・・と、もはや手間のかけかたはプロ顔負けです。
カスタムという言葉の意味がいつの間にか純正オプションや専用パーツをアクセサリーとして取り付けるという意味になってしまっている昨今、完成度の高いパーツがお金で買える時代にこのような手作りっぽさが今では逆に新鮮に感じます。