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トピックス

東名牧之原SA

先の地震で東名高速牧之原SA付近で道路が崩れましたね。
この牧之原SAにはちょっとした思い出があります。
今から20数年前、鈴鹿の8耐が一番盛り上がっていた頃、
友人らと夜の東名を鈴鹿に向けて走っていました。
バイクは皆250ccのオフロード車です。100キロ+α?ぐらいで走っていました。
普段はオフロードメインなので、このスピードでエンジンがほぼ回り切っています。
すると、友人のうちの1人が並走していた私に「おいで、おいで」と手招きしてきました。
走りながら近寄って、彼がゆびを指しているエンジンの方をみると・・・・
なんと闇の中でエキパイが真っ赤に光り輝いていました。すごく綺麗でした。
走りながら「うあっ、きれいだナァ」「おぅ」みたいな会話をした記憶があります。
その時はエキパイって光る時もあるんだなぁぐらいの気持ちで見ていたと思います。
それでも何事も無く鈴鹿へ着いてしまうんだからそれ以上何も心配しないですよね。
そしてレースで感化された皆は行き以上のペースで帰りの東名を走っていたところ、
(レース後の鈴鹿市内はあちこちで信号グランプリでした、ホント)
自分の前を走っていたバイクが突然マフラーから大量の紫煙を吐き出しながらスローダウン。
行きにエキパイを光らせていた彼のバイクでした。
場所がたまたま牧之原SAの手前だったので、そのまま惰性でピットイン。
ペダルをキックしても全然足応えが無かったのを覚えています。
後日エンジンを開けてみたら、ピストンの真ん中に大きな穴があいてました。
「やっぱりあれ、マズかったんじゃないの?エキパイ」「そうかな?」
ピストンを見ながらそんな軽い会話で終わった気がします(笑)

今考えれば原因になりうる事がいくつもあるし、使っていたオイルと
エンジンの壊れ方の関係など大変興味深いのですが、
その当時は早く直してまた走ろうぐらいしか考えていなかったのでしょう。
けれどもこう言った実際のトラブルの体験は、読み聞く知識と違う何かがありますね。
知っているんじゃなくて解っているという事は経験を通さないと得られないような気がします。

お盆休み

お盆休みも終わりました。
今年は天候が不順だったので、ツーリング先で雨に降られたライダーも
多かったのじゃないでしょうか?
特に東北方面は良くなかったみたいですね。
結局梅雨明け宣言無しのままだったような。
そしてここ何日の気候も秋っぽいですよね。
でもまあ、これから冬にかけてが本格的なバイクシーズンなので,
今年は長めのシーズンを楽しんじゃいましょう。

ところで結局お店のお盆休みは取れずじまい。
休みたいのは山々ですが、終わらせたい作業が何台か
あるのでそちらが優先ですね。
そのうちキリがいいところでポツッと休むかもしれません(笑)

紺屋の白袴

ドカティ750GT

オイル漏れ。。。。

なかなかやる気が起こらなくてしばらく見て見ぬフリをしていた愛車です。
しかし最近、お漏らしが酷くなって来たので修理しました。
ドライブシャフトのオイルシール交換です。
この1974年製ドカティ750GTは、エンジン各部のオイルシールが
規格サイズで作られているので、信頼性の高い日本製のオイルシールを使って
修理する事ができます。
このエンジンの設計当時は細かいところまで専用のベアリングやシールを作る必要は
なかったのか、あるいは作れなかったのかはわかりませんが、
数十年後の現在では整備する側は、却ってそれで助かっています。
設計する側にとってみれば、なるべく規格寸法の制約を受けずに
自由にオリジナルの寸法で設計する事が理想なんでしょうが、
後年、数百円の消耗品が手に入らないために最悪乗れなくなってしまう事も考えると
少しは後の利便性も考えて欲しいなと思うところがあります。
規格部品がたくさん使われているこのGTが今でも十分に楽しめるんですからね。

ドカティ750GT

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