若い命が散ってしまって非常に残念です。
彼がサーキットで頑張っている姿を見るのが楽しみでした。
気をつけていれば避けられるような事故ではなかったと思いますが、
加藤大治郎同様、富沢祥也も熱い気持ちが伝わってくる最後だったと
思います。
バイクレース好きの一人として、心から哀悼の意を捧げます。
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何卒ご了承ください。
若い命が散ってしまって非常に残念です。
彼がサーキットで頑張っている姿を見るのが楽しみでした。
気をつけていれば避けられるような事故ではなかったと思いますが、
加藤大治郎同様、富沢祥也も熱い気持ちが伝わってくる最後だったと
思います。
バイクレース好きの一人として、心から哀悼の意を捧げます。
ミッションケース単体だと嵩は大きいですが、重さはそれほど
でもないです。
フレームの一部であり、また強度上重要なスイングアーム
ピボットも兼ねているので、そこいらじゅうにリブが走ってます。
単なるケースカバーと違って、合わせ面も厚いです。
ボルトの本数も多く、締結強度は高そうです。
因みにパーツが汚れて見えるのは二硫化モリブデンの色です。
異音が始まりかけた時ぐらいからGL5規格のデフオイルにモリブデン
が添加されたものに切り替えてみたのですが・・・・。
中のパーツを全て取り出したところ。
ミッションとシフターだけなので、さほど数は多くないです。
写真左から、インプットシャフト、カウンターシャフト、
アウトプットシャフトと並んでいます。
さて、問題の異音の原因はどうなっているのか?
カウンターシャフトの2速ギヤの歯面にダメージがあるのが
わかります。
走行時の異音から想像していたイメージと、実際の状況が
ピッタリと一致していたのがちょっと嬉しかった。
っとここで喜んでいてはオーナーに申し訳ないところですね(笑)
トランスミッションのトラブルはそんなに頻繁に発生するものではありません。
おそらく殆どの人が一生経験することは無いんじゃないかと思います。
しかし、全ての部品に言える事ですが、いつかは寿命が来ます。
このRTは「音」がオーバーホールのきっかけでした。
ある特定のギアからのギア鳴りが数年前から少しずつ大きくなって、
異常な挙動はまったく無いものの、そろそろアカンなぁという
音量になってきたのでオーバーホールすることになったものです。
なるべく早く異常の兆候を察知して対処することが出来れば、
被害を最小限に留める事ができるでしょう。
人間の体と同じですね(笑)
しかしいざミッションオーバーホールとなると、
RTはミッションケースにいろいろな構造物が結合
しているので、取り外すまでが大変です。
クランクケースから分離する時にオイルシールを痛めない
ようにするための特殊工具(ガイド)が必要だったりもします。
外してみるとフレームの一部を成している事が良くわかりますね。
この角度から見るとまるで「車」って感じです。
どうか終わるまでに地震が来ないように(笑)